先日からの「訪問入浴」について
市役所から、回答が来ました
その内容は
「条件を飲めば、訪問入浴週2回分の時間を支給します」とのことでした
その条件とは
① 今後、状態が変ったとしても、これ以上は支給しない
② 追加支援が出た時は、全額自費(自己負担)で
③ 又は、施設を検討する
ALSの知り合いが、1人しかいないので
私は、支援時間を優遇されているのか
この条件が、厳しい措置なのか
当然のことなのか、全く分からず
今後、どの位の支援が必要になってくるのか想像も出来ず
全額自費?
出された条件に、ただただ困惑しました
施設に関しては、この10年間
何度も引き合いに出されました
国は「在宅」を推奨しているのに、何故?
「在宅生活」を希望している者にとって
施設入所は、結果論でいいのではないでしょうか
今回の条件も、①と②だけでもいいのではないかと思いました
しかし、不安を抱えている私とは裏腹に
ケアマネと相談員さんは、支給決定に大喜びされていました
そこで、夫に「どう思う?」と相談すると
「これだけ時間を貰えて、よかったね」
「ネガティブになる必要はない。時間が必要になったら、風呂を1個ずつ潰していけばいい」
と、ポジティブ?発言 (^_^;)
きっと、ケアマネも同じ考えなんでしょう
「これからの長い人生、家族や友達を身近に感じながら
外出を通して、社会とも関わり
居心地のいい場所で、自由に暮したい(心の自由)」
ケアマネージャーに、現段階での気持ちを伝え
自費以外の、思いつく限りの選択肢をピックアップして
出来る事を確認した上で
最後の支援時間を、支給して頂くことになりました
福祉課の皆様・ケアマネージャー・障害相談員さん
そして、応援してくれた管理者様
本当に、ありがとうございました
看護師さん
長い間、気持ちの良いシャワー浴を、ありがとうございました
楽しかったね 笑
ー 追記 ー
後日、ケアマネから市役所担当者の言葉が、メールで送られて来ました
「前回もこれが最後だと言ったのに、状態が変ったからと言って、支援時間を増やす事は簡単ではない。
現在の支援時間も、他の人と比べても最大です
意見書に、訪問入浴が適切。又、入浴回数を減らせば皮膚トラブルが増す。と書いてあったので
役所内の協議審議により、支給を決定した」と書いてありました
そこには、担当者の苦悩と怒りが満ち溢れている様に感じ
私のマネージャー達が、どれだけの悪戦苦闘を強いられたかと思うと、両者に申し訳なく
訪問入浴になったことを喜べず、誰にも言えず …
返事ができないまま落ち込んでいました
そんな時、一番お付き合いの長い看護師さんに
「デイサービスにも行っているのに、訪問入浴3回はやっぱり贅沢だと思う」と言うと
「そんなことないですよ。そういう人は沢山いますよ」と …
この看護師さんは、私に絶対ストレスを与えません
そして、「毎日お風呂に入っている障害のある子供達が、大人になって保険の種類が変っても、毎日お風呂に入れるように、多くの前例を作って欲しい」と言われました
それを聞いて私は、心に決めました。
先駆者になろう !!!