昨年の12月より、土曜日の起床介助に来てくれるヘルパーさんが
60代後半の方に替わりました
さすがベテランだけあり
技術が高く、細かい所によく気が付き
そして、何より優しくて気持ちが温かい方だと
出会ったその日から感じていました
問題は、言葉の壁…
聞き取れないと、皆さん気が焦り
文字盤も上手く使えなくなります
今日は、車椅子からソファーへの移乗位置に失敗
そして、やっとセッテングしたパソコンテーブルに衝突
私の右手に合わせてある、ジャバラ式のスイッチにも2回接触
ヘルパーさんは、自分が当たって動かした事に気付かず
私の訴えも理解できず、聞き取れず
文字盤も上手く使えず …
30分しか取れない朝食時間に
先週は10分、今日は5分。
いろんな事が悲しくなって、涙が出てきました
新しい方が入ると、この苦悩が最低3ヶ月は続きます
私の生活動作を覚え
私の言葉を、推測出来る様になるまでの期間です
そして、そこからケアが安定しだし
1年後掛かって、ようやく信頼関係が定着して来ます
今日来られたヘルパーさんとも、仲良くなれそうです
最後の記録を書かれている時に
初めて、音楽を流しました
選んだのは、スピッツの 「楓」
スピッツの名曲ですが、私は半年前に出会った曲です
私の中では、まだまだ新鮮で
何度でも聴きたくなります
すると、ヘルパーさんも口ずさみ
誰にも話した事はないんだけどね …と言いながら
今までの人生で、とても辛かった事や
嬉しかった事などを話してくれ
ヘルパーさんが人一倍、人を思いやれる理由を
垣間見る事が出来ました
「楓」 を選んだ私に、何かを感じたんだと思います
悲しい別れの後には、必ず良い出会いが待っています
いつも、そうです (^^)
一期一会になるかもしれない新しい出会いを、大切にします
まずは、3ヶ月を乗り切る !!!
続きを読む »