朝のケアに60歳を過ぎたヘルパーさんが来ています
年齢のせいもあり、何回言っても伝わらない事もあるのですが
このヘルパーさんは絶対に諦めません
もう、いいです。と言っても
私の気持ちを知りたいからと、文字盤を駆使して理解しようとしてくれます
先日も、「歯磨き粉が多くて、からい」
の「からい」がどうしても伝わらず
皆さん、苦手な文字盤を持って来て
「からいんだね !! 良かったー。分ってあげれて !! 」
と満面の笑み。そして
「幸せって、美味しいものを食べに行かなくても
わざわざ何処かに出掛けなくても、部屋の片隅でも感じることができるんだね~」
と意思の疎通が出来た事を、心から喜んでくれます
私も嬉しいです!
人の温かさに触れるたびに、生きる力をもらえます
幸せのあり方については、私もようやくその域に達しました
病気以前の私は
お洒落なお店で、美味しい食事をすることが楽しくて
大きな休みには、特別な事をしないと楽しめない
そうする事によって、心が満たされ、幸せを感じていました
今でもそれは必要ですが
他にも見付けました。幸せな時間・・
夫がケアをしてくれている時
息子がお菓子を食べさせてくれている時
娘が手を握ってくれている時・・
病気ならではの幸せです
日常に幸せを感じる様になりました
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