5/8から10日間、入院していました
急に、ヒリヒリと喉が痛み出し
口から食事をしても、いろうをしても
ネバネバとした粘質性唾液が溢れて来て、吸引。
ベットに入ってからも唾液の多さで
咽る事が不安で眠れず、車椅子で2日間眠りました
2年振りの夜間吸引でした
連日、家族を起こすのも申し訳なく
吸引出来ない、ヘルパーさんとの昼食。
ベットに寝る事の不安。
火曜の朝 「入院できるか聞いてみて欲しい」 と夫に頼み
その日は、最も安全であるデイサービスへ
避難させてもらいました
あんなに入院を拒んでいた私が
あっさり入院を選んだので、皆さんびっくりしていました
私自身、病気が辛いというよりは
「家族やヘルパーさんに、迷惑が掛かる」
という気持ちが大きく、今回入院を決めました
入院をしましたが、風邪の症状が診られず
治療もなく、投薬もない …
生活を、病院に移しただけで
入院理由も、「リハビリ目的」 と書いてありました
風邪と思いましたが、今時期特有の
PM2.5、黄砂、光化学オキシダントの影響もあったかなー??
入院したら、私は必ず嫌われます 涙
通訳もいないのに、言葉が通じない世界へ
たった1人、放り込まれるからです
2年前の入院は辛かったな
私の言葉が通じない … と分かった時点で
みんな、私を避け出しました
どんなに咳き込んでいても
ナースコールが使えず、言葉にならない声で
「すみませーん」と叫んでも
誰も来てくれず、目も合わさず …
私の目の前を素通りして行きます
うっかり私につかまった人は
言葉が聞き取れないで、時間が掛かり
四苦八苦していました
ケアの仕方が伝わらず、何度も咽て
本来なら、不必要な吸引を繰り返していました
又、そのせいで病院に居ながら
車椅子で眠る日が、何日も続きました
お水も、ストローの角度が合わず
1週間、家族が来る夜まで
口から飲む事が出来なかった
(いろうからは、水分注入してました)
1週間後、車椅子のアームレストに
ドリンクホルダーを、取り付けることをひらめき
夫が、迅速に対応してくれ
やっと、自分でお水を飲む事が出来る様になりました
2年前は、40日間の入院。
夫と実姉が、ほぼ毎日来てくれ
少しずつ、ケアの仕方を伝えてもらい
たまに来る、年頃の子供達に質問殺到で
会話が生まれ
次第に、皆さん心を開いてくれました
家族の力は凄い !!!
今回の入院は、顔見知り多数で
吸引にも慣れていたし
咳き込みもなかった為、スムーズでしたが
ケアは、スムーズではなかった為
私のすぐ側で
「まだ、ここに居たの?」
「○○○さんが、困っていたよ」 という会話。
耳は、聞こえていますので !!!
すぐさま夫に 「文句言われてるーーー !!」と訴え
取り付けが大変なので、我慢しようと思っていましたが
「パソコン持って来て!」と頼みました
パソコンで、せっせとケアの手順を書き
難関である、歯磨きと寝せ方もバッチリ!
前回も今回も、退院する頃には
ほぼほぼ、皆さんと仲良くなり
勤務前の朝一番に、部屋に来て
「会いに来たよー」と
キュンとする様な事を、言ってくれた看護師さん。
「何かない?」と、仕事が終る前に必ず来てくれた
ヘルパー出身の看護師さん。
「明日は、私が夜勤だから大丈夫よ!」と、毎回教えてくれる
私のケアに自信たっぷりな、ヘルパーさん。
「ケアを覚えるまで、帰ったらダメ!」と、言ってくれた
ベテラン看護師さん。
そして、「あんたは姉ちゃんに甘えられるけど、
姉ちゃんは甘える人がいないんだからね !! 」
と厳しく諭し、最も私を可愛がってくれた中山師匠!
(65歳ヘルパーさん)
みなさん、ありがとうございました!
夜間の吸引は、初日の一度だけで
後は、朝まで安心して熟睡出来ました
食事中のネバネバ唾液は、5日間ほど続き治まりました
寝たい時に、お昼寝が出来たのも良かったなー
そして、仕事帰りにほぼ毎日来てくれて
座る暇もなく、ケアをしてくれた夫と姉には
とても、感謝をしています
19時頃、コツコツとヒールの音が近づいて来ると
とても安心します
姉は、何事にも丁寧で
細かい所によく気が付くので、助かります
夫は、顔を見せてくれるだけで元気が出る (^^)
今回の入院は、ママ友である
すーちゃんも、何度か来てくれて
身の回りの世話や、買い物や洗濯等手伝ってくれました
娘が、幼稚園の年中さんからの付き合いで
きっと生涯、側にいてくれる友達です!
いつも、ありがとう (^^)
自宅に帰り、いつもの日常が始まりました
娘と息子の様子が伺え
訪問の皆様の、手馴れた介助
デイサービスのスタッフに会うのも楽しみで
何より、心が自由です!
やっぱり、在宅はいいなー